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第3話「バスの運ちゃんって…」Submitted by sasaki on 土曜, 2006-08-12 15:33.
その日、小山はとある研究所に向かうためにバスに乗っていました。乗客はそれほど混んでおらず席には空きがある程度でした。小山はバスに乗るときは運転手の動 きを見ているのが好きなため、運転手の後ろに座っていました(幼児一人乗り禁止の席ですね)。 天気も良くバスは東京の街を順調に走行していきました。しかしその事件はケタタマシイ爆音とともに襲来した 「いかにも」暴走族風の車 によって起こされました。 バスの前部に少し擦ってしまいました。 急ブレーキをかけて止まるバスと暴走車、のどかな情景は一瞬にて緊張みなぎる状況になって しまいました。 暴走族車からわらわらと三人のこれまた「いかにも」暴走族風の若者が出てきて、口々に文句を言っています。そしてバスの運転手に向い
「こらぁ、なにしさらすぅ。出てきやがれぇ」
と怒鳴っています。バスの中では
「バスの運転手さんはどうなっちゃうのだろう…」
というムードになりました。運転手さんはマイクでアナウンスしました。
「えー。まことに申し訳有りませんが、只今交通事故が発生致しました。このバスが運行状況可能であるか確認を致しますので、少々お待ちください。」
運転手さんは落ち着いた優しい声でこう言うとバスから降りていこうとしています 。暴走族の若者は哮り狂ってバスのそばまでやって来ています。バスの乗客はこれ から起こるであろう惨劇に緊張を隠せません。 しかし、それからのことはあまりにも
我々の予想を裏切る状況でした。
バスの運転手さんはバスの出口を出るないなや大きな声で 「バッカヤロウ! テメエラどこ見て運転しやがってんだ!!」
と叫び全速力で若者たちに向かって走って行きます。そして
いちばん先頭にいた若者に跳び蹴り!!
すぐさま振り返り
もうひとりにも回し蹴り!!。
のたうち回る二人の若者。バスの中では
「あああ」
という声。運転手さんの目がすでに
「いっちゃってるヒト」
そのものです。
最後の一人は声もなく茫然と立っています(そりゃそうだ)。その最後に残った若 者にも運転手さんは容赦をしません。
襟首つかんで腹部を「タコ殴り」。
弱ったところで運転手さんは最後の一人を引きずりながらバスの前まで戻ってきました。
バス運転手:「てめえらのせいで、ウインカが割れちまっただろう」
バス運転手(運転手Bとしましょう)が出てきました。
小山は「ああ、これであの運転手(運転手Bね)があの
いっちゃった運転手さん(運転手A)を止める
」と思いました。しかし状況は更なる発展が…
運転手B:「どうしたんだ?」
こやつも凶暴な運転手さんだったのだ。 「まことに申し訳ありません。当バスは走行装置の破損により、走行を続行することはできません。御面倒でも次のバスにお乗り換えください。」 我々は不平を言うこともなく(恐かった)、無言で後ろのバスに乗り込みました。
「只今前者で交通事故が発生したため前車
とアナウンス。 バスBに乗っていた乗客は我々に
「何があったのですか?」
と聞いてきますが、だれひとりその惨劇を話す者はいませんでした(運転手さんからバックミラー越しに 見張られているようで恐かった)。 事故現場から遠ざかるまで我々バスAの乗客はじっと、暴走族風とバスAを見つめて 解説:この話、ほとんど脚色なしです。バスの運転手さんは昔腕で鳴らした方が非
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