SolarisにOracle10g Clientをインストール

Solaris10にOracle10gクライアントをインストール。

2台のサーバのうちWebサーバにはOracle10gクライアントがインストールされていない。

  • Solaris10(1) Webサーバとして利用。PHPでOracle10gを利用したい。
  • Solaris10(2) データベースサーバとして利用。Oracle10gがインストールされている。 

Solaris10(1)には、Oracle関連のソフトウェアは一切インストールされていない。

既にOracle関連のソフトウェアが入っている場合は「Oracle Database Client Installation Guide for Solaris Operating System (SPARC 64-Bit)」を参照せよとのこと。

 

■10gr2_client_sol.cpio.gzをダウンロードする

http://www.oracle.com/technology/software/products/database/index.html

Oracle Database 10g Release 2 (10.2.0.1.0) for Solaris Operating System (SPARC) (64-bit) をダウンロードして解凍する。

ダウンロードしたファイルが、/usr/local/src/10g/10gr2_client_sol.cpio.gz だとする。

$ gunzip 10gr2_client_sol.cpio.gz
$ cpio -idcmv < 10gr2_client_sol.cpio
$ ls
10gr2_client_sol.cpio response welcome.html
doc runInstaller
install stage

 

解凍したwelcome.html、doc/install.102/b15693/toc.htmを参考にインストールをすすめていく。 

日本語版は、こちら。

http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/oracle10g/102/solaris/B28449-01/pre_install.htm 

 

■ハードウェア条件をチェックする

  • 256MB以上
  • 1〜3倍のSWAP(512MB程度以上)
  • /tmpが120〜750MB程度の空きを持っている
  • 34〜1.9GBのハードディスクの空きを持っている

(インストールする内容によって必要なスペックが異なる)

1. RAMのサイズをチェックする。

 $ /usr/sbin/prtconf | grep Memory

 

2. SWAPをチェックする。

$ /usr/sbin/swap -s

 

3. /tmpをチェックする。空きが400MB以下の場合は一時的にtmpを拡張しておく。

$ df -k /tmp
$ df -h /tmp (Solaris10の場合)

 

4. ハードディスクの空き容量をチェックする。

$ df -k
$ df -h (Solaris10の場合)

 

5. Solarisのカーネルとバージョンをチェックする。

$ /bin/isainfo -kv 
$ uname -r

 

6. パッケージをチェックする。

$ pkginfo -i SUNWarc SUNWbtool SUNWhea SUNWlibm SUNWlibms SUNWsprot \
> SUNWsprox SUNWtoo SUNWi1of SUNWi1cs SUNWi15cs SUNWxwfnt
system SUNWarc Lint Libraries (usr)
system SUNWbtool CCS tools bundled with SunOS
system SUNWhea SunOS Header Files
system SUNWi15cs X11 ISO8859-15 Codeset Support
system SUNWi1cs X11 ISO8859-1 Codeset Support
system SUNWi1of ISO-8859-1 (Latin-1) Optional Fonts
system SUNWlibm Math & Microtasking Library Headers & Lint Files (Usr)
system SUNWlibms Math & Microtasking Libraries (Usr)
system SUNWsprot Solaris Bundled tools
system SUNWtoo Programming Tools
system SUNWxwfnt X Window System platform required fonts
ERROR: information for "SUNWsprox" was not found

SUNWsproxは入っていなかったが、Oracle10gが入っているSolarisにも無いので、たぶん問題ないはず。

 

 7. 解凍した、doc/install.102/b15693/toc.htmに書いてあるpatchがあたっているかをチェックする。

$ /usr/sbin/patchadd -p | grep パッチ番号

 パッチはSunのサイトからダウンロードする。

http://sunsolve.sun.com 

  

■OSのグループとユーザを作る

  • グループ(oinstall)
  • ユーザ(oracle)

存在していない場合は作成する。

# /usr/sbin/groupadd -g 200 oinstall
# /usr/sbin/groupadd -g 201 dba (ついでに作成)
# /usr/sbin/groupadd -g 202 oper (ついでに作成)
# /usr/sbin/useradd -g oinstall -G dba -u 1014 oracle (1014は適当に変更して)

useraddするときの -g はプライマリ。-Gはオプションでセカンダリのグループを指定。

-u 数字 もオプションなので指定しなくてもOK。

 

oracleユーザのパスワードを指定する。

# passwd -r files oracle

-f files で処理の対象とする記録場所をfiles, ldap, nis, nisplusのいずれかを指定できる。

 

 

■必須ディレクトリの作成

 次のディレクトリが無い場合は作成する。

  • Oracleベース (/u01/app/oracle)
  • Oracleインベントリ ($ORACLE_BASE/oraInventory)
  • Oracleホーム ($ORACLE_BASE/product/10.2.0/client_1)

1. Oracleベースを作成する。($ORACLE_BASE)

# mkdir -p /u01/app/oracle 
# chown -R oracle:oinstall /u01/app/oracle
# chmod -R 755 /u01/app/oracle

2. ORACLEインベントリ

$ORACLE_BASE/oraInventoryディレクトリは手動で作成する必要はない。インストール時にパスを指定する。

3. Oracleホーム

インストール時に$ORACLE_BASE/product/10.2.0/client_1のようにパスを指定する。このディレクトリも手動で作成する必要はない。

 

 

■サイレント・モードでインストールする

 Oracle Universal InstallerはGUIを使った対話型モードだが、レスポンス・ファイルを用いればGUI無しでインストールできる。

  1. レスポンス・ファイルを準備する。
  2. Oracle Universal Installerをサイレント・モードで実行する。 

参考URL

http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/oracle10g/102/solaris/B28449-01/app_nonint.htm 

 

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