X Windowを使って、MacのVMWareのSolarisから接続する

SolarisにOracleをインストールしたかった。

そのSolarisサーバは、社内と言えど海外にあるので、「ちょいとインストールしにいってきまーす!」なんてことは言えない。

OracleはGUIの対話型インストーラを使用するので、X Windowが必要。

手元には、Macがある。 

 

そこで、

  • 手元のMacにVMwareをインストール
  • VMwareにSolaris10をインストール
  • VMware上のSolarisから海外のSolarisへ接続する

という方法をとってみた。 

 

■こんな環境 

海外サーバのSolaris: IPアドレスは、10.2.3.4

手元のMac: IPアドレスはDHCPからもらっている。(192.168.1.5)  

Mac上のVMware+Solaris10: IPアドレスはDHCPからもらっている。(192.168.1.6)

 

■Mac上の、VMware+Solarisを設定しておく(下準備)

ネットワークの設定を変更する。

ホストのインターネット接続を共有(NAT)

物理ネットワークに直接接続(ブリッジ)

 

■海外SolarisのSSHDを設定しておく(下準備)

sshd_configファイルで、X11ForwardingとPasswordAuthenticationをyesにしておく。

/etc/ssh/sshd_config

X11Forwarding yes
PasswordAuthentication yes 

SSHDを再起動する。

# svcadm refresh ssh
または、
# /etc/init.d/sshd restart

 

 ■Mac上の、VMware+Solarisから海外Solarisへ接続する

  1. VMware+Solarisを起動する。
  2. グラフィカルなログイン画面で、海外Solaris 10.2.3.4 を指定する。

→ 接続できない。

  1. VMware+Solarisを起動する。
  2. グラフィカルなログイン画面を終了し、コマンドラインで接続する。
$ /usr/openwin/bin/X -indirect 10.2.3.4

XDMCP fatal error: Session failed Session 1 failed for deisplay Mac上のVMwareのIPアドレス:0:
Cannot open display

→ 接続できない。海外Solarisが手元のVMware上のSolarisに接続したいけどできないらしい。

 

■Mac上の、VMware+Solarisから別の方法で接続する

1. VMware+Solarisを起動する。

2. グラフィカルなログイン画面で、そのまま自Solarisにログインする。普通のCDEのデスクトップ画面が表示される。

3. コンソールか、端末エミュレータを起動して、xhostとして海外Solarisを指定する。

$ xhost 10.2.3.4
10.2.3.4 being added to access control list

4. 海外Solaris 10.2.3.4 へログイン名oracleでログインする。

$ ssh 10.2.3.4 -X -l oracle
パスワード:

5. SSHでログイン後、Xを表示するディスプレイをVMware+SolarisのIPアドレス:0に指定する。

$ export DISPLAY=192.168.1.6:0

6. 試しにXlogoを表示する。(海外サーバ上のバイナリを実行してVMware+Solarisへ結果を表示する)

$ /usr/openwin/bin/xlogo

 xlogoが表示されればOK。