2004年04月 検索エンジンのカンファレンス

Search Engine Strategies Conference & Expo 2004 Japanへ行ってきた。
2日めだけの参加だったけど、内容的には濃い情報でとてもよかった。

以下、メモ。

戦術(SEM, SEO)は、その前に戦略(実際のユーザ、現状と課題)をたてることが大事。

■オーディエンスデータで戦略を考えよう

「ネット視聴率」は4年前から始めている。
仕組みはテレビと同じ。Apacheのログと違って実際のユーザーの行動がわかる。
同時に複数ページを見たり、バックボタンを押したり(キャッシュ)、ログには現れない本当の行動が分かる。
テレビ:27地域 6,000世帯(そのうち首都圏は600世帯)
ネット:10,000世帯(そのうち職場は800人)
サーバーログとは違うことが特徴。

顧客である企業が知りたがっている事。
ブロードバンドの普及による行動変容。利用コンテンツ。
(時間帯でいうと昼間は奥様。夜は中年男性)

Yahoo Japanの強大な影響力(マーケットに対して)
Yahoo, 楽天, Google

メディアミックス広告キャンペーンは
4M+I または 4M×I
IはインタラクティブのI。インターネットのI。
Mは、新聞・ラジオ・テレビ・雑誌。

なぜブログが普及したか?
htmlを書かなくてよい。日本は、もともと他の国と違って個人が日記を書いたり、掲示板に書き込んだりしていた。他国では企業のホームページが中心だった。

ネット視聴率は、昔はホスト名。今は、ホスト名と検索キーワード。
http://ホスト名.co.jp/cgi-bin?q=温泉

Yahooプロパティには、
 search.yahoo.co.jp
 dir.yahoo.co.jp

Googleプロパティには、
 google.co.jp
 google.com

利用者数、リーチ(実際のアクセス)/月

月ごとのリーチ、ページビュー、一人当たりの平均利用PV(ページビュー)の変化。
ロイヤリティ度は、Google, Yahooが高い。
Googleの利用者特性は、日本、海外とも同じ。

検索エンジンの併用度。ほとんどの人が複数の検索エンジンを利用。

全体、男性、女性、2-12歳、13-15, 20-24, 25-29, 30-34, 60-など区切ってPV、リーチを測定。

■最近は検索エンジンをeコマース(買い物用)として利用し始めている。

ヨーロッパは、YahooよりもGoogleが多い。
日本だけ、Yahoo利用者が多い。

■お客を連れてくるSEのベスト10

楽天には、1-Yahoo ... 6 Google ...
JALには、1-Yahoo ...
Toyotaには、1-Yahoo ... 5 Google
はてな(個人コンテンツ)には、70%が検索エンジンから。

個人コンテンツは検索エンジンが重要ということ。

利用キーワードを年齢、性別で分ける。

■よく検索される言葉。

Yahoo, 2ちゃんねる, Google, 壁紙, 占い, ポケモン, 地図, 白い巨塔, ANA, NTT, フジテレビ, JR, ゲーム, ドコモ, 年賀状, リクナビ, NHK

US:情報を探す(図書館へ行く感覚。企業は、企業名+comですむので検索する必要がない)
日本:本を探す(上記のように遊園地へ行く感覚)

goo

白い巨塔のキーワード検索の数は視聴率と連動している。

検索エンジンの使われ方。
「なんでも検索マシーン」
「出かける前にインターネットで調べる」(旅行など)

検索エンジンに求められているもの
精度がよい。スペル直し。似たキーワード。パーソナル化。
Web Answers 話し言葉で検索。「200X年のオリンピックはどこで開催されるか?」
Yori Dori Web 自分流カスタマイズ。(天気予報、ニュース、検索、時刻表)
Hot Window webの最新。
Info Lead 3DのWebクルージング

■インターネット対応携帯・PHSは、

50%ちかくのユーザーがインターネットアクセスに利用している。
電話とインターネット使用の割合も半分ずつくらい。

専門DB、辞書、音楽を増やして行く。

ゆれに強い。12%のキーワードに問題あり。
ルイビトン、ルイヴィトン
ドラえもん、ドラエモン
竹内まりあ、竹内まりや
国土交通省、国交省
らーめん、ラーメン、拉麺
引っ越し、引越し、引越
吉岡美穂、美帆、美浦

■似たようなものは推薦、関連キーワードを提示する。

年賀状+当選番号
旅行+沖縄(沖縄は週によって統計をとって変えている)
同時、あるいは前後の検索キーワードで統計をとっている。

制服で検索しても子供に安全。漢字にふりがなを自動的にふる。

モバイルに対応していく。

日本人が相手なので、
日本語の問題+世界最大のGoogle

SEO
1 リンク 2 テーマ 3 ユーザビリティ 4 スパム排除

受け取っているリンクの量(リンクポピュラリティ)。
そして質(同じテーマのサイトからのリンク)
ALTタグ、タイトルタグ
悪質なもの(リンク?)を防ぐ

■入力キーワードに関連しているものを提供するのがSEOの究極

つまりユーザーの求めているもの

なぜSEO?
1アクセスアップ 2注文・問い合わせのアップ 3ブランド力アップ 4費用対効果のアップ(広告)

SEOはブラックボックスや魔法ではない!

やること
1企業とユーザーの思考のギャップを埋めるコンサルティング
2検索エンジンとユーザーの思考ギャップの補助
3PPC広告(アドワーズなど)、ログ解析、ユーザーテスト
4スパム排除

広告効果をキーワードで追って行く

「サイトのリニューアル」といえばSEO
SEOはWEBマーケティングの一部

1キーワード選定 2SEO,PPC広告 3検証(週ごとのランキングチェック) 4リニューアル
を繰り返していく。
ランキングチェックは自動DB化ソフトあり。

Webマーケティング担当者。チームの一元集約化が必要。権限がある、ないが大切。

Webの目的
既存顧客に情報やサービス情報を伝える事
取り引きの拡大に寄与すること

アクセスは、
1URLを直接入力
2検索エンジン
3アフェリエイトやリンクなどから
の3つが基本。だから検索エンジンが重要。