Apple DVD Studio ProでDVDを作る(Tips)

アップル DVD Studio Pro、Compressorを使っていて困ったことや、Tipsをメモしておく。

 

■4.7GBにムービーが収まらない

音声ファイルがAIF等で大きい場合は、環境設定のエンコーディングのビットレートをいくら下げても1枚のDVDに収まらないことがある。

そういう場合は、Final Cut Proに付属しているCompressorを使って、音声をDolby2(AC3オーディオ)に圧縮する。

 

■メニューボタンを有効にする

1. アウトライン表示(コマンド + 5)で、DVDアイコンを選択する。

2. 接続表示(コマンド + 2)して、「ターゲット内のメニューフォルダ内のメニュー」を「ソースのメニューターゲット」にドラッグ&ドロップする。

 

同様に、メニュー:ボタン1〜6等も「ターゲット内のトラックとシナリオ内のビデオ」をドラッグ&ドロップで指定する。

 

 

■DVDプレーヤのリモコンで前、次が効かない

1. アウトライン表示(コマンド + 5)で、トラック内のムービーを選択する。

2. インスペクタ(コマンド + オプション + I)を表示して、エンドジャンプのポップアップから次のムービーを選択する。

 

それでも、トラック番号の順序(ムービーをDVD Studio Proにドラッグ&ドロップした順序)で、再生されてしまう場合はこの方法で。

 

1. アウトライン表示(コマンド + 5)で、DVDアイコンを選択する。

2. 接続表示(コマンド + 2)して、表示を詳細、すべて、をポップアップから選ぶ。

3. それぞれのムービー(トラック)の「次にジャンプ」にムービーを割り当てる。

「ターゲット内のトラックとシナリオ内のトラック」を「次にジャンプと前にジャンプ」にドラッグ&ドロップする。

 

でもトラック番号は変わらないんだよね。トラック番号が気になる場合は、最初から作り直した方がいいかも。

 

■ロスレスリンキングをオフにしてDVDに焼く

メニューバー > ファイル > 高度なディスク作成 > フォーマット

バッファーアンダーラン状態でも書き込める「ロスレスリンキング」は便利だけど、エラーが生じる可能性が若干ある。

プレスに渡すディスクを作成するときやマスターのDVDを作りたいときは、「ロスレスリンキング」をオフにして、中断しない確実な書き込みを行う。

 

■Compressorで、MPEGから音声ファイルが作れない

失敗:3x MPEG-2ソースからオーディオをエンコードできません

というエラーが発生した場合、他のソフト、CleanerでAIFF 44KHz等で書き出す。

そのAIFFをCompressorで、Dolbyに変換する。

 

 ■アップルのA.PackでAC-3サウンドにエンコードするとマニュアルに書いてあるが

普通のステレオ音源だったら、アップルのCompressorを使う方が楽。サラウンドなどの音源を作りたいという場合は、A.Packで。