TDVIA DMAが使えずHDDアクセスが遅い
- 2008.10.26
- Linux
TDVIAのマザーボードにIDEハードディスクを接続してLinuxを起動するとやたらと遅い。
hdparmで調べてみた。
# hdparm -t /dev/hda
なんと、200KB/sec程度のスピードしか出ていないことが分かった。
hdparmで現在の設定を調べてみた。
# hdparm /dev/hda
DMAがオフになっていたので、オンにしてみた。
# hdparm -d1 /dev/hda
すると、DMAの設定はできませんでしたというメッセージが表示された。
原因は、BIOSの設定だった。
Onboard IDE RAID chip をEnabledに設定したところ、DMAが使えるようになった。
UDMA 100 IDEを利用できるようにするとのこと。てっきりRAIDのためだけの設定だと思ってDisabledにしていたのでした。
hdparm -Xオプションのメモ
-X08: PIOモード0
-X09: PIOモード1
-X10: PIOモード2
-X11: PIOモード3
-X12: PIOモード4
-X16: シングルワード DMAモード0
-X17: シングルワード DMAモード1
-X18: シングルワード DMAモード2
-X32: マルチワード DMAモード0
-X33: マルチワード DMAモード1
-X34: DMAモード2
-X67: UDMAモード3
-X66: UDMAモード2(Ultra ATA33)
-X68: UDMAモード4(Ultra ATA66)
-X69: UDMAモード5(Ultra ATA100)
-X70: UDMAモード6(Ultra ATA133)
参考ページ
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