トラブル | ハードディスクがヤバイかも
- 2006.08.20
- Linux
ハードディスクへのアクセスが発生すると、待たされる。
うーむ。調べてみると、/tmp内のいくつかのファイルが壊れているようだな。
Apacheのセッション情報を/tmpに保存し、そのファイルが壊れて(HDDの一部が破損かもしれない)読み出し時に時間がかかり、最終的にエラーメッセージを表示する。
■シングルモードで起動する
GRUBが表示されたら、すぐに e を押して、エディットモードへ移る。
ウチの場合、3行表示され、2行目を選択して、e を押して1行エディットモードへ移る。
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-2.6.9-1119.AX ro root=LABEL=/ この行を選択して、e
initrd /initrd-2.6.9-11.19AX.img
お尻に linux 1 を足してリターン。
grub edit> kernel /vmlinuz-2.6.9-1119.AX ro root=LABEL=/ linx 1
b を押して、ブートする。
■fsckを実行する
シングルモードで起動後、fsckで修復を行う。
# fsck
残念ながら、/tmp は独立したパーティションでは無かったで、修復が行えなかったのだ。
■/tmpを作る
仕方ないので、取り急ぎ/tmp を作る事にした。
# mv /tmp /tmp.OLD バックアップしておく。 # mkdir /tmp # chmod 777 /tmp
で、後日ゆっくりとKNOPPIXのCD-ROMで起動して、修復する予定。
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後日、HDDを交換した。調べてみたところ、どうもreiserfsにこういう現象が起きやすいそうで、今回は ext3 でフォーマットした。その後、1年経ったが問題は起きていない。
■参考サイト
シングルモードでの起動
ハードディスクのメンテナンス
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