デザインは、イラストレータで適当に作ればよいが、CD, DVD用に丸く切り抜く方法をすぐに忘れてしまうのでメモしておく。

四角い板に穴を空けたものを用意して、絵を切り抜く役目を果たす。

小学生のときに使っていた下敷きにDVDの大きさの穴を空けたものを想像してみよう。それをイラストレータ上で作成し、デザインした絵の上に乗せるマスクとして利用する。

■DVD用に116ミリの円を描く

楕円形ツール　＞　適当な場所をワンクリック（ドラッグしないこと）

幅：　116mm

高さ：　116mm

線の太さは1ptなど適当に。スラッシュ「/」キーを入力して、塗りをなしに設定しておく。

■200ミリ程度の正方形を描く

長方形ツール　＞　適当にドラッグして200ミリあるいはもっと大きな四角を適当に描く。

この四角形が116ミリの円をおおうことで、マスクとして利用する。

■マスクを作る

116ミリの円と200ミリの四角をコマンド+Aで全部選択し、複合パスを作る。 

オブジェクト　＞　複合パス　＞　作成 

■マスクを調整する

出来上がった複合パス（DVDラベル用のマスク）の塗りを「白」にする。

線の太さは「なし」にする。

以上で、完成。

■その他 

DVDを丸く囲んだ枠線が欲しいときは、116ミリの線を別途作成する。

今回作成したレイヤーの下にレイヤーを作り、そこでラベルデザインを行う。

■CD, DVDラベルの大きさ

今、利用しているハナミさんに提出するとき用のラベルの大きさ。

CD

通常：　　　　φ118 – φ38 （デュプリケート）

通常：　　　　φ118 – φ46 （プレス時ノーマル）

フルフラット：　φ118 – φ24　（プレスのみ対応）

DVD

通常：　　　　φ116 – φ46

フルフラット：　φ116 – φ23