Apacheの設定
- 2008.08.22
- Solaris
サーバの引っ越しや、知り合いのWebサーバの設定等でhttpd.confを設定する機会が結構多いのでメモしておくことにした。
■ApacheとApache2とHelixを共存させるためのIPアドレス指定
Apache1.3系と2系を同時に動かすことや、Helixストリーミングサーバで80番ポートを使用することがある。80番ポートを複数のアプリケーションで使用する場合に必須な設定。
<欲しい結果>
10.164.15.170 Apache1.3で使いたい
10.164.15.171 Apache1.3で使いたい
10.164.15.172 Apache2で使いたい
10.164.15.173 Helixで使いたい
Apache1.3のhttpd.confを以下のように設定する。
<設定1> Listen記述サンプルの後ろに追加する。
#Listen 3000 #Listen 12.34.56.78:80 # 2006.06.01 SASAKI Listen 10.164.15.170:80 Listen 10.164.15.171:80 # Listen 10.164.15.172:80 Apache2 # Listen 10.164.15.173:80 Helix
<設定2> 全IPアドレスを対象とする80番ポートは無効にする。
# 2006.06.01 SASAKI comment out # Port 80
■バーチャルホストを設定する
名前ベースではなく、IPベースのバーチャルホストの場合の設定。
<欲しい結果>
http://www.example.com/でアクセスしたときに10.164.15.170のサーバからレスポンスがある。
<設定>
httpd.confの一番最後のに追加する。
# NameVirtualHost 10.164.15.170:80 <VirtualHost 10.164.15.170:80> ServerName www.example.com ServerAdmin webmaster@www.example.com DocumentRoot /export/home/www/public_html <Directory "/export/home/www/public_html"> Options Indexes FollowSymLinks MultiViews </Directory> ScriptAlias /cgi-bin/ /export/home/www/cgi-bin/ ErrorLog /export/home/www/logs/error_log ScriptLog /export/home/www/logs/script_log CustomLog /export/home/www/logs/access_log common </VirtualHost>
バーチャルホストの名前が決まっていないが、とりあえずバーチャルホストの設定をしておきたい場合。
サーバ名のところにIPアドレスを記述しておく。
ServerName 10.164.15.1700
-
前の記事
2008-08 グーグルインサイト 2008.08.21
-
次の記事
Solaris ファイルシステムの運用管理 2008.08.22