Solaris ユーザの追加と削除
- 2006.03.09
- Solaris
■ユーザの追加・登録
下準備
# cat /etc/group # cat /etc/passwd
最終番号を調べておく。
ユーザ登録の例
# groupadd -g 1000 fujita # useradd -g 1000 -u 1000 -m -d /export/home/fujita -s /bin/bash fujita # chmod 711 /export/home/fujita # passwd fujita
-m ディレクトリを作成したいときのオプション(-dでディレクトリを指定する)
*あらかじめ、cat /etc/groupとcat /etc/passwdして、最終番号を調べておく。
*chmod 711の1(読む)は、Apacheのコンテンツを置いて公開するときにApache実行ユーザが読むために必要。
■デーモン実行のためのユーザ登録の例(Apacheの場合)
# useradd -g 1003 -u 1003 -d /dev/null apache
ユーザ用のログインディレクトリが必要ないので、/dev/nullを指定する。
■ユーザを削除する
- vipwコマンドで、該当ユーザの行をddで削除してw!で保存する。
- 続けて、/etc/shadowからも該当ユーザの行をddで削除してw!で保存する。
- 該当ユーザのホームディレクトリをrm -rf で削除する。
# vipw
■ユーザ名を変更する
/etc/passwdファイルを変更するか、usermodコマンドを使用する。
# usermod -l tanaka sato
■ユーザIDとグループIDについて
ユーザ名: 最初の文字は英字。アンダーバーや空白文字は使用できない。
パスワード: 常にxと表示される。実際のパスワードは、/etc/shadowに暗号化されて保存される。
ユーザID: ユーザ名1つに対応するUID。0〜99はシステムで予約されている。通常は100〜60000を使う。デフォルトで、60001がnobody、60002がnoaccess、65534がnobody4。
グループID: ユーザが所属するグループのGID。0〜99はシステムで予約されている。通常は100〜60000を使う。 デフォルトで、60001がnobody、60002がnoaccess、65534がnobody4。
-
前の記事
WebObjects | リンク集 2006.03.09
-
次の記事
WebObjects 2006.03.17