ビデオ撮影初級コースを受講した4

■映像+音声+照明

人 間の目に比べると、カメラで撮影できる範囲は小さいので照明で補正する(光の情報を圧縮する)。手間もかかるし、難しいので20年かかると言われている。 音声は、フレームの外の情報も伝える。「近くに道路があるんだなぁ」「近くに滝があるんだなぁ」「雑踏で人がたくさんいるんだなぁ」など。

■音声も難しい

アフレコなどで同じ部屋で同じ人の声を録音しても、今日と明日では違って聞こえる。プロは大丈夫。

■上手、下手

上手(かみて)は、テレビ画面の右側。下手(しもて)は左側。アナウンサーに「フリップの右側をもう少し上げて下さい」というと左側を上げてしまうことがある。これを防止するため「フリップの上手側をもう少し上げて下さい」というと間違えない。

■照明の基本

キーライト:顔の上手側が明るくなるように上手側から照らす。
フィルインライト:顔の下手側が明るくなるように。
アクセントライト:出演者の後ろからライトをあてる。髪が少し光る。(タッチライトともいう)

■カメラの撮影方法(鼻が高く見えたり、のっぺりしたり)

ロングショット(エンディングで景色など)、アップショット(ドラマで顔のアップなど)、ミティアムショット(ニュースでキャスターを撮るなど)
ハイアングル、ローアングル(威圧感)、水平アングル(安定)
ズームイン、ズームアウト
パン(水平移動で周囲の情報)、ティルトダウン(上から下へ)、ティルトアップ(下から上へ)
広角レンズ(顔のアップの場合、鼻が高くなる)、望遠レンズ(顔のアップの場合、バックがぼける)

■空間処理

意味のない空間はつくらない。 -> 4点チェック -> 意味のある空間は多いに利用する。