Apple iPhotoのKen Burnsエフェクト付きスライドショーをFinal Cut Proで編集する

iPhotoのKen Burnsエフェクト付きのスライドショームービーをFinal Cut Proで編集する。

編集が完了したら、アップルDVD Studio ProでDVDを作成して完成。

 

<使用ソフトウェア>

iPhoto

iDVD(使わなくてもOK)

Cinematize 2 Pro(使わなくてもOK)

Final Cut Pro

DVD Studio Pro

 

■流れ

◎高画質で作りたい場合のアプリケーションの流れ。

iPhoto > iDVD > Cinematize Pro > Final Cut Pro

 

◎短時間で作りたい場合のアプリケーションの流れ。

iPhoto > QuickTime > Final Cut Pro

 

上記2つがどれくらい画質に差があるか比べてみた。

結果から言うとあまり変わらない。ほとんど違いが無い気がする。

iPhotoから出力するQuickTimeムービーが 640 x 480 なので、若干画質が落ちるのだけど、 Final Cut Proで編集の段階では気になる違いは無かった。

640 x 480のムービーの場合、斜めの線はFinal Cut Pro上で、ジャギーが若干目立つが、NTSCモニタに映されると、全く目立たない。

元々のiPhotoでの写真画質にも左右されると思う。

とりあえず上記2つの方法をメモしておく。

 

■iPhotoでスライドショー作る

1. 書き出したいアルバムを選択する。

2. 「スライドショー」ボタンをクリックする。

「スライドショー」ボタンが見当たらなかったら、表示させておく。

メニューバー > 表示 > ツールバーに表示 > スライドショー

 

■iPhotoでKen Burnsエフェクト付きムービーを作成する

1. スライドショーを選択した状態で、「設定」ボタンをクリックする。

2. 「自動 Ken Burns エフェクト」にチェックを入れる。

「各スライドの再生時間」を調整し、「スライドショーをリピート」のチェックを外す。

 

■Cinematize Proを持っている場合、ムービーをiDVDへ出力する(720 x 480)

1. 予めiDVDを起動しておく。iDVDのメニューバーから、

ファイル > 新規… > 「My Great DVD」の名前を適当に変更して保存する。

「従来のテーマ」のラベンダー等、シンプルなテーマを選んでおくとレンダリング時間が短くてすむ。

 

2. iPhotoにアプリケーションを切り換える。

3. 720 x 480 のDVDを作成する。コマンド + A で写真を全て選択しておいてから、

共有 > iDVDに送信

4. iDVDにアプリケーションを切り換える。

5. DVD-RやDVD-RWにムービーを書き込む。(あらかじめ、iDVDの環境設定で「高品質なエンコード」を選択しておいてもOK)

6. Cinematize 2 Pro を起動する。

7. Cinematize 2 Pro で DVストリームファイル として書き出す。

<ビデオ>

「QuickTime形式にデコードする」

「DV/DVCPRO – NTSC」

「最高品質」

<音声>

「AIFF形式にデコードする」

<出力>

「DVストリームファイル」

 

8. Final Cut Pro で編集する。

 

■Cinematize Proを持っていない場合、ムービーをQuickTimeとして出力する(640 x 480)

 

1. Cinematize Proを持っていない場合、640 x 480 のQuickTimeとして書き出しておく。iPhotoのメニューバーから、

ファイル > 書き出し…(640 x 480)

 

2. 640 x 480 のムービーを Final Cut Pro に持ち込むと編集時のプレビューにやたら時間がかかるので、QuickTime Player(Pro)で、DVストリームに変換しておくとよい。QuickTime Playerのメニューバーから、

ファイル > 書き出す…

書き出し: 「ムービーからDVストリーム」

出力:   「DV NTSC 48kHz」

 

3. Final Cut pro で編集する